![]() 白色光による太陽の撮影と観望のために。くさび型プリズムとND3フィルターを内蔵したラント白色光ソーラーウェッジは、安全な撮影と眼視観測を可能にします。 45°にセットしたウエッジ(くさび形プリズム)の表面反射5%を初段の減光手段とし、後段のND3フィルター(減光率1/1000=透過率0.1%)とのコンビネーションで1/50000の減光率を達成しています。この減光率は、ソーラーウェッジ内部に固定されたエレメントによって達成されるネイティブな数値で、撮影観測を主体にした設定です。眼視観測には「偏光フィルター」が必須オプションです。偏光フィルターは、アイピースバレル端に装着し、アイピースを回すことで太陽像を眼視に最適な明るさに調整できます。ウェッジに反射する太陽光は、偏光をともなっているので、偏光フィルター1枚で可変NDフィルターの効果が得られます。 対物レンズ前方に置くフィルムやガラス素材による減光手段と比べ、ウェッジによる減光手段は光学的にメリットがあります。ウエッジの反射面は高精度研磨が可能であり、挿入位置が比較的焦点に近いこともあり、波面にあたえる影響は対物前方フィルターよりはるかに小さく、その結果、よりシャープな太陽像をとらえることができます。また、くさびの角度を最適化することで、ゴーストイメージを視野外に逃がすことができ、散乱光の少ないクリアな像を観察できます。 |
![]() ● 2インチ、および1.25インチバレルのモデルを用意。“1.25インチモデル”は口径10cm以下の屈折望遠鏡に装着して使い、“2インチモデル”は口径15センチを上限とする屈折望遠鏡に使います。 ● 眼視観察には、オプションの「偏光フィルター」が必須です。偏光フィルターを併用することで、デリケートな光量調整が可能になります。 |
ユーザーレポート_Forrest Lockhart
白色光太陽観測の新しい体験をもたしてくれる、きわめてよく造られた製品。最近、ハイエンドな減光フィルムや、減光ガラスフィルターとも比較したが、ソーラーウェッジによる太陽像がより優れている。ソーラーウェッジについては排熱の問題を心配たが、4インチ屈折望遠鏡で1時間以上観察しても、背面の赤いディスクは決して “トゥーホット (too hot)” にならない。クォリティの高い黒点観測を可能にするラント社のソーラーウェッジのおかげで、日々の太陽観測が実に楽しい。 |
CaKモジュールの仕様と価格 |
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