![]() |
EAGLE コンピューター本体の機能 |
撮影機材システムは、電動フォーカサー/ロテーターを備えた鏡筒をはじめ、マウント、撮影カメラ、ガイドカメラ、電動フィルターホイール、露よけヒーターなどです。それぞれ、各デバイスに応じた電源を要し、動作制御を必要とする複雑な構成です。こうした複雑なデバイス構成で囲まれた撮影鏡筒に、Windows 11 Enterprise OS が組み込まれたパワフルな EAGLE コンピューター本体を、独自の PLUS ユニバーサルシステムを活用することで、強固なアルミボディをコンパクトに設置することが可能です。マウントを含む撮影機材全体の電源を EAGLE 本体にまとめ、接続ケーブルを鏡筒周りに集約し、システム全体をより短時間でコンパクトにセットアップできます。さらに、数多くの機材を接続できる USB ポートを配した EAGLE は、安定したデータ転送をハイスピードで実現します。 Windows 11 で動く天体撮影ソフトなら EAGLE に組み込まれた高速 SSD ディスクにインストールし、それぞれのソフトを、手元のスマートフォン、タブレット、PC から WiFi またはイーサネット経由で快適に遠隔操作できます。 EAGLE 本体の制御は本体にインストールした EAGLE Manager X で行い、EAGLE に接続した各デバイスの制御は、Windows 11 で動作する任意の撮影ソフトか、プリマルーチェラボ社の簡易ソフト PLAY で行います。いずれの場合も、リモートデスクトップで使う IP アドレスは EAGLE Mnanager X に表示され、① 無線機能を使い、Wi-Fi端末へ直接接続できる AP (アクセスポイント) モード、② ホーム WiFi ルータなどで接続する Host (RT) モード、③ ケーブル接続により、遠隔操作を快適に行うことできます。 EAGLE コンピューターシリーズには、超高速データ転送が可能な Thunderbolt 4 (EAGLE5 S/PRO/XTM)、標高を含む地理データを取得できるGPS センサーなど、ユーザーニーズに応じた モデル EAGLE6、EAGLE6 S、EAGLE6 PRO、EAGLE5 XTM が用意されています。 |
EAGLE6 の新機能 EAGLE コンピュータの電源がオフになっている状態でも、EAGLEのイーサネットポートに接続されたケーブルを介して電源投入やモニタリングを可能にする LOM (Light-Out Management)、マウントやドームなどを容易にリモートコントロールできる CTRL-IN、CTRL-OUT ポートでの Observatory Actions、より高速で、応答速度の早く、ワイヤレス干渉の少ない WiFi 6E (802.11ax) などが EAGLE6 の新しい機能です。 もちろん、EAGLE6 は従来の GPS センサー、EYE スカイブライトネスモニター、傾斜計 (Inclinometr)、Motion ディテクター、各 LED を消灯する DARK モード、PrimaLuceLab デバイスの接続をワイヤレスに置き換える GOST モードなど、先進の機能も継承します。
NEW: LOM (Lights-out Management)
NEW: Observatory ActionsEAGLE6 の 新機能 Observatory Actions は、望遠鏡システムの遠隔操作をよりパワフルに実現する CTRL IN ポートと CTRL OUT ポートです。CTRL IN ポートは、EAGLE Manager X のインターフェイスを介し、さまざまな遠隔操作を個別に最適化します。たとえば、スイッチボタンを押さずに EAGLE 本体電源をオン/オフし、12V 電源出力ポートやデューヒーターポートを操作し (観測セッションの前に望遠鏡の工学系を事前に温める等)、DARK モードのオン/オフするために USB 2.0 ポートを切り替えます。いずれの動作も、スマートリレースイッチなど、ドライコンタクトを備えた外部デバイスを EAGLE の CTRL IN ポートに 2.5mm オーディオジャックで接続し、スマートフォンのリレースイッチを入れるだけで実行できます。 CTRL OUT ポートからは、マウント、ドーム、その他、外部スイッチ制御に対応した観測装置などのオン/オフできます。EAGLE の CTRL OUT ポートと、当該装置の外部スイッチポートを、装置用のケーブルでつないだ状態で、CTRL OUT ポートから装置にコマンドを送るように EAGLE Manager X を設定します。
NEW: どの端末からも遠隔操作できるパワフルで高速な WiFi 6E (802.11ax) with Tri-Band (2.4、5、6 GHz)
|
EAGLE Manager X _ EAGLE制御ソフト EAGLE 本体にインストールした EAGLE Mnanager X は自動的に起動し、スマートフォン、タブレット、PC から EAGLE 本体を遠隔制御できます。 ◆ 各12V電源出力ポートの有効化/無効化 ◆ 電源および USB ポートの名称指定 ◆ Grobal Positioning System ◆ Bortle 1.0 "EYE" ◆ 3 x 0-12V power out ports ◆ Inclinometer ◆ Motion Detector ◆ DARK mode ◆ GHOST mode ◆ CTRL-IN port ◆ CTRL-OUT port ◆ 4つの USB ポートにつないだデバイスの接続切断 ◆ 消費電力とバッテリー残量のチェック ◆ WiFi 接続の切り替え ◆ 自動電源ルーチンの設定 ◆ ECCO コントローラへの自動接続 ◆ EAGLE センサーのデータ保存 |
すべての天体撮影ソフトをインストールし、撮影データを保存する高速 SSD ドライブ EAGLE 本体には、高速かつ耐久性に優れ、従来型ハードディスクのような駆動機構の無い SSD ドライブを内蔵。充分な容量 (128-2TB) に撮影画像を保存し、ドライブ内で処理することも可能。さらに、ハイスピード USB ポートに差し込んだフラッシュドライブ (USBメモリ) に撮影画像を保存し、機材接続ケーブルを脱着することなく、撮影を終えた直後に外部 PC に速やかに移し、その場で画像処理することもできます。本体部品は耐温度域が広く設計されているため撮影中の信頼性が高く、プロセッサから出る熱も少ないため湿度由来の問題も防ぎます。以下、市場で入手できる一般的な Mini PC との性能を比較した実測データです。
EAGLE6 にライセンスインストールされた Windows 11 IoT Enterprise には、従来の Windows 11 Home や他の OEM バージョンのように多くの不要なソフトがインストールされていないため、負荷も少なく、撮影セッション中も、より高い安定性を保ちます。CPU とメモリの消費電力も低いため、バッテリーへの負担が少なく、携帯性に寄与します。 遠隔でオン/オフできる 10 の USB ポート
EAGLE 本体は PLUS ユニバーサルシステムを介してほとんどの形状の鏡筒に搭載できるため、接続ケーブルの長
望遠鏡が向く先の空を監視する EAGLE EYE GHOST モード ― プリマルーチェラボ社のデバイスの USB ケーブルをワイヤレス接続にする
鏡筒の傾きを測定する傾斜計を内蔵
望遠鏡の予期せぬ (不要な) 動きを感知する Motion Detector
|
EAGLE6シリーズの比較表
|
EAGLE コンピューターの仕様と価格 |
||
名称 | 本体重量 | 税込価格 |
EAGLE6 | 1.25kg | 214,000円 |
EAGLE6 | 1.25kg | 297,000円 |
EAGLE5 PRO | 1.25kg | 385,000円 |
EAGLE5 XTM | 1.38kg | 495,000円 |
標準付属品: 本体、WiFi アンテナ x 2、GPS アンテナ、12V シガライタケーブル (250cm)、クイックガイド (英文)、取扱説明書 (ダウンロード、英文) |
EAGLE 用電源ケーブルの仕様と価格 |
|||
名称 | 接続デバイス例 | 画像 | 税込価格 |
円 | |||
※ その他のサイズについては別途お問い合わせください。 |
ご注文方法 |
メール (sales@zizco.jp) またはお電話 (03-5789-2631) でご注文ください。
別途送料が掛かります。 製品の仕様は予告なく変更される場合がございます。 |
株式会社ジズコ
東京都渋谷区恵比寿4-4-2 クレスト恵比寿1101
〒150-0013 Tel 03-5789-2631 Fax 03-5789-2632
Copyright© ; 2006 - 2023 ZIZCO