株式会社ジズコ

プリマルーチェ天体撮影ソフト "PLAY"

PLAY は、夜空の美しい天体を、お好みの望遠鏡を使ってシンプルな操作で撮影するためにプリマルーチェ社が開発したフリーの撮影ソフトです。PLAY ソフトには、画像の合焦をパーフェクトに制御するフォカサ―、多数の天体の自動導入とアライメントのためのマウント制御、撮影画像プレビューや連続撮影画像記録のためのカメラ制御、カメラ回転／写野ディロテートのためのローテーター制御などに必要な、数多くの機能が含まれます。

PLAY ソフトでは、サポートされた鏡筒から、赤道儀、経緯台、ASCOM ドライバ－対応の天体撮影カメラ、ARCO ロテーター、GIOTTO フラットフィールドエネレーター、Arduino カード (基板) を備えた ScopeDome まで、さまざまな機材の設定を行うことができます。

PLAY ソフトを実行するには、プリマルーチェ社製 ESATTO フォカサ―、SESTO SENSO 2 電動ユニット、GIOTTO フラットフィールドエネレーターのうち、どれかひとつが必要です。PLAY ソフトは「https://www.primalucelab.com/info/downloads.html」からダウンロードできます。

PLAY ソフトの主な機能
- プリマルーチェ社製デバイスへの接続
- ASCOM 対応赤道儀への接続
- サポートされた経緯台 (SkyWatcher AZ-EQ5 and AZ-EQ6) への接続
- ASCOM 対応カメラへの接続
- ASCOM 対応の ScopeDome 観測ドームへの接続 (ScopeDome Arduino Card ver. 5.5.24でテスト済)
- SESTO SENSO 2 または ESATTO フォーカサーを制御する FOCUS タブ
- マウントと ARCO を制御する TARGET タブ
- GIOTTO フラットフィールドジェネレーターを制御し、キャリブレーションファイルをキャプチャする CALIBRATE タブ
- リアルタイム画像を表示し、キャプチャーの設定、画像のキャプチャ－を行う PREVIEW タブ

簡単操作の統合 ソフト
撮影システムの全デバイスを制御するために多くのソフトを使うか、全デバイス制御を統合するために複雑なソフトを使う代わりに、PLAY は、天体撮影画像のキャプチャーをシンプルに行うための使いやすいインターフェイスを備え、フォーカサーの制御、マウントのアライメントと自動導入、撮影天体のプレビュー、カメラの回転など、数多くの機能を提供します。

業界初、経緯台 ＋ ARCO ロテーターでのディープスカイ撮影を自動化
PLAY は、ASCOM ドライバーを介して赤道儀を制御できるだけでなく、特定の経緯台 (SkyWatcher AZ-EQ5 and AZ-EQ6 でテスト済) を制御し、高分解能フィールドディロテーターとして使うことができます。「極軸合せが不要で、子午線フリップも無く、複数の望遠鏡を併架し、カウンターウェイトを必要としない経緯台を、ディープスカイ撮影に活用する」という新たな可能性を追及できます。

天体撮影カメラを制御して画像のプレビューとシーケンス撮影を行う
PLAY は、プリマルーチェ社製デバイスを接続するだけでなく、V6.5 以上のASCOM プラットフォーム準拠の ASCOM ドライバーが用意された天体撮影カメラも制御できます。したがって、画像取得の設定を必要に応じて決め、画像をプレビューし、ヒストグラムをストレッチし、後で専用の天体撮影処理ソフトでスタックできるよう画像を連続でキャプチャーできます。

天体撮影に使う鏡筒とアクセサリーを制御
PLAY では、鏡筒とマウントタイプを選び、V6.5 以上のASCOM プラットフォーム準拠の ASCOM ドライバーに接続することにより、望遠鏡システムを構築できます。 PLAY ソフトを実行するには、プリマルーチェ社製 ESATTO フォカサ―、SESTO SENSO 2 電動ユニット、GIOTTO フラットフィールドエネレーターのうち、どれかひとつが必要です。