新開発の"レベル・アンド・ゴー"機能により、自動導入のセットアップがよりシンプルに!
高精度なレベルインジケータが内蔵されているため、マウントの水平をとり、電源を入れるだけ。高度にコンピュータ化された新しいエーゼット・マウント・プロ経緯台の操作は、ここからはじまります。内蔵32GPSレシーバに加え、方位・角度センサーも組み込まれているため、搭載望遠鏡は自動的にゼロポジション(北向き+天頂)になり、その後、明るい基準星に向きます。あとはその基準星をアイピースの視野中心に矢印キーで入れれば、自動追尾と自動導入の準備完了です。
なお、最初に表示された基準星が建物等に隠れている場合、BACKキーを押して別の基準星を指定することができます。また、基準星を月・惑星にすることも可能です。
※ 地上の対象を観測するときは、ハンドコントローラのSTOPキーで追尾をオン/オフすることができます。

十分な搭載重量
AZマウントProは十分な搭載重量15kg/4.5kg(公称値)を備えながらも、本体重量は約6kg。移動観望に経緯台を使いたい方に最適な自動導入経緯台です。進化したエンコーダとファームウェアが組み込まれ、見やすい8行LCD画面を配したハンドコントローラは使いやすく、精度の高い自動導入・追尾を実現。スリムなデザイン、シンプルな組立構造は、中口径鏡筒の移動観望に最適です。
ポータブルでフレキシブルなデザインコンセプト
AZマウントProは、標準付属のメタルケースに収納された本体と、三脚の2つで構成。車両のトランクにはもちろん、航空機内持ち込み手荷物としても運べる大きさです。また、アイオプトロン社独自の形状により経緯台本体にデッドスポットがないため、搭載鏡筒を地平線上あらゆる方向に向けることができます。
リチウムイオンバッテリーの輸出入規制に対応し、PSE 適合の外付バッテリーを標準装備
レベル・アンド・ゴー機能を備えた経緯台の場合、初期設定、アライメント、自動導入を行う際、電源入力位置も水平方向に大きく回転します。外付バッテリーをマウント本体の側面などに貼り付けて使うことで、電源ケーブルが本体に絡むのを防止できます。外付バッテリーは従来の内蔵バッテリーと同じ充電式リチウムイオンバッテリーですが、容量が 2 割強増すだけでなく、バッテリーが寿命に達しても容易に交換できます (約12,000円)。

ユニークな新機能の数々
- ステッパーモーター+シンクロナスベルトドライブによる両軸駆動。静かな動きを約束します。
- ゼロバックラッシュのドライブシステム
- ハンドコントローラに21万を超える天体を格納
- 太陽自動導入、太陽自動追尾機能
子午線を超えるときに鏡筒を切り替える必要がある赤道儀とは異なり、撮影時の面倒なセットアップのやり直しが不要。
データベースに太陽があるため、太陽の自動導入+シンクロナイズにより、追尾精度が向上します。
- Wi-Fiアダプターが本体に組み込まれ、PC、タブレットから iOptron社製“iOptron Commander”、“ASCOM経由の
プラネタリウムソフト”に対応。
- 電源中断時ポジション記憶機能。
経緯台の位置を動かしていなければ、電源が中断してもアライメントをやり直す必要はありません。
- 簡単なマウントの水平出し、ビクセンGP/ロスマンディ互換のメインサドルプレート、その他
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