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意外に重量が軽く、組み立が楽。工具レスなのも良い。 使用面ではフリーストップ式は実に便利 !! 他社の高速駆動、自動導入等がばかばかしく思えてくる。
東京都世田谷区 山下泰弘(Yasuhiro Yamashita Setagaya-Ku,Tokyo)
ロスマンディーGM8は最初から海外遠征用として購入しましたが、最近やっと使いやすいシステムとしてほぼ完成しましたので写真をお送りします。 写真ではわかりませんが、ウォームネジのアタリ調整(バックラッシュ)やアリ型(ダブテイル)が上から落とし込めるようにアリミゾの一方を削るなどかなり手を加えています。 実際に撮影するのは仕事の関係で、今年の夏以降になる見込みです。現在、週末に川崎市の自宅でST-4等、動作確認のテストを繰り返しています。実際に海外(たぶんNZ)で使用するのはもっと先になると思います。 撮影のシステムは、広角系の時はカメラ1台ですが、望遠系の時は2台です。同封の写真では、円形写野用のタムロン300/2.8とペンタックス6x7+165/2.8レンズを同架しています。ペンタックス6x7にはアイポイント製の回転装置を組み合わせています。撮影前にあらかじめ構図を決め、カメラボディーを回転させておきます。300mmレンズは円形写野なので "NGC-MAX"で導入してそのまま撮影に入れるはずです。 (このあたりはテストが必要です) 南半球は大きな対象外多いのと、複数の天体のコンビネーションでもねらえるので、中望遠のシステムとしています。(構図が勝負。つまり、写野中心の赤径、赤緯を押さえておけばよい)1000mm程度のアップが必要な対象はGN-170の守備範囲です。 ST-4のガイドを確実なものにするためにガイド鏡の強化、固定は誰しも苦労するところですが、写真のようなドローチューブ固定リングとイメージシフトの組み合わせが一番信頼できます。(もう一つのGN-170のシステムもこの方法ですが、ガイドミスは本当に一度もありません)ガイド鏡用のアイピースはST-4との焦点位置が偶然等しい "ミードワイドアングル20mm" を使用しています。 観望用としてはミューロン180、テレビューワイドフィールド24mmとの組み合わせで90倍で使用しています。脚が短く無理な姿勢となるのでファインダーは使わず、JMI製 "NGC-MAX" で "GUIDE"モードあるいは"RA DEC"モードを使用して導入しています。90倍でも対象天体は視野のどこかには入っています。 仕事もけっこう忙しく、撮影に出かける予定も立ちませんが、いつか気に入るような写真が撮れたら雑誌にでも応募したいと思います。 神奈川県川崎市 石川浩二郎(Koujirou Ishikawa Kwasaki-Shi,Kanagawa)
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