ダイアゴナルミラー レポート

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50.8mm天頂ミラー/エバーブライトダイヤゴナル


観望対象や空の状態等によって数台の望遠鏡を使い分けているが、そのすべてにテレビューの50.8mmダイアゴナル ミラーを使っている。
ミラーによる星像の劣化はまったく認められないので、惑星や重星の観察、あるいは望遠鏡の星像テストも、このミラーを使用して楽な姿勢で行うことができる。


東京都中野区 松谷 研(Ken Matsuya,Nakano-ku,Tokyo)




牧野さんの愛機皆既月食を見てきました。セレストロン C8 + JMI NGF-S(モ-タ-フォ-カス) + 天頂ミラー(国産品)にXL40mm と、いつもの組み合わせでした。

皆既中の月面を見ながら、届いたばかりのエバ-ブライトダイヤゴナルが有ることを思い出し、天頂ミラーを交換してみました。エバ-ブライトダイヤゴナルで見た第一印象は「あぁ〜〜ん!?」です。割とある光害とうっすら靄がある中で、月の周囲に今まで気づかなかった微光星らしきものがあるのがわかります。

9等級台、口径からすれば見えて当たり前だが、数年来使用の天頂ミラーを交換しただけで口径がアップしたかと錯覚しそうです。(それとも手入れの仕方が悪かったのか・・・)

アイピースをナグラ- タイプ5 31mmに変えると、それらは明らかな点像となって視界に現れ、月に隠れそこなって通り過ぎていきます。実視界ではXL40mmより僅かに狭いが、広大な見かけ視界と60倍強の倍率はそれらの光景を容易に楽しませてくれます。

チョット無理しましたが「買ってよかった」と言えるパーツです。


愛知県西春日井郡 牧野 悟(Satoru Makino,Nishikasugai-Gun,Aichi)