初めての方でも安心して使えるアクロマート鏡筒、観望や撮影の成果を追求できるSDアポクロマート鏡筒、
そして本格的なアストログラフまで、ビクセン屈折望遠鏡は、幅広いユーザーのニーズに応えます。
「鏡筒」とは、星からの微弱な光を集めて拡大像を得るため、“高精度に加工された光学レンズや反射鏡”を収めた筒のこと。いわば、天体望遠鏡の本体ともいえる部分です。ビクセンでは、眼視による天体観測、カメラを用いた天体写真の撮影といったシチュエーションの違いや用途に応じて鏡筒を載せ替えたり、より口径の大きな鏡筒にアップグレードしたりできるように、鏡筒単体も多数ラインナップしています。
共通規格でステップアップに対応
ビクセンの天体望遠鏡架台は、経緯台のポルタII/ミニポルタ/スカイポッド、赤道儀のGP2/GPD2/SX/SXD2において、鏡筒取り付け部には共通規格の「アリミゾ式(規格)」を採用しています。鏡筒をアップグレードしても、架台はそのまま使い続けることもできます。
|
扱いやすいアクロマートレンズを採用、幅広い目的に使えるスタンダードな屈折式鏡筒
|

|
対物レンズで光を屈折させる屈折式鏡筒では、色(波長)によって光の屈折率が異なるため、特に赤色と青色では焦点位置にズレ、色がにじんだ像になってしまいます。それを解決するため、凸レンズに材質の異なる凹レンズを貼りあわせて、色ズレ(色収差)を抑えられたものが考案されました。これを「アクロマート(色消し)レンズ」と呼んでいます。比較的単純な構造のため、鏡筒を軽量にすることができ、コストも抑えられます。
筒の先端に対物レンズ、手前側に接眼レンズを付けるため、屈折式鏡筒の内部は密閉されています。ホコリが入ることもなく筒内の空気があまり動かないので、風や気温など周囲の環境変化にあまり影響を受けません。室内から屋外に出したときも短時間で観測や撮影に入れます。比較的焦点距離が長いので、短焦点の接眼レンズを使わなくても高倍率が使えます。そのため月面や惑星などの観測・撮影に向いていると言えます。
A80MおよびV100M鏡筒は、ポルタII経緯台と組み合わせて使うのがベスト(A80M鏡筒はポルタIIパッケージがあります)。この組み合わせでさまざまな天体を観望して楽しんだのち、この下の欄に続く、より高性能な望遠鏡にアップグレードすることで、より深く天文趣味の世界に入っていくことができます。この意味で、本機は伝統的な美点を備えた「入門機」です。
|
モデル
|
|
|
光学系
|
|
有効径
|
|
φ105mm マルチコート
|
焦点距離(F値)
|
|
|
分解能・極限等級
|
1.45秒 ・ 11.3等星
|
|
集光力
|
|
|
サイズ・重さ
|
長さ915mm・外径90mm
3.5kg(本体2.5kg)
|
長さ1,060mm・外径115mm
4.8kg(本体3.8kg)
|
ファインダー
|
|
パーツ取付サイズ
|
ネジ込み/60mm・42mmTリング用ネジ
差し込み/50.8mm(*1)・31.7mm(フリップミラー付)
|
プレート、バンド等
付属品
|
|
写真撮影
|
拡大、直焦、コンパクトデジカメ(コリメート)撮影可(*2)
|
太陽観察
|
太陽投影板Bセット(別売)併用にて可
|
太陽投影板Bセット(別売)併用にて可
(短時間観測)
|
|
|
価 格
|
|
|
SDアポクロマート屈折式鏡筒
SD(超特殊低分散)ガラスレンズ採用!クリアでハイコントラストな視界を実現
|
「SDアポクロマートの優れた見え味を、より多くの方に体験いただきたい」との想いから生まれたのがED80Sf鏡筒です。生産拠点や製造工程の見直しをするとともに、品質管理を徹底することで、コストを抑えつつも高い品質のSDアポクロマート鏡筒を開発することに成功しました。眼視観察から写真撮影まで、あらゆる用途で活用していただきたい1台です。
|
モデル
|
ED80SF鏡筒
|
光学系
|
SDアポクロマート屈折望遠鏡
|
有効径
|
|
焦点距離(F値)
|
600mm(F7.5)
|
分解能・極限等級
|
|
集光力
|
肉眼の131倍
|
ファインダー
|
|
サイズ・重さ
|
長さ570mm・外径100mm ・ 4.8kg(本体3.4kg)
|
パーツ取付サイズ
|
ネジ込み/60mm・42mmTリング用ネジ、
差し込み/50.8mm (*1)、31.7mm(フリップミラー付)
|
|
鏡筒バンド、専用アタッチメントプレート、専用鏡筒用アルミケース
|
|
拡大、直焦、コンパクトデジカメ(コリメート)撮影可 (*2)
|
太陽観察
|
|
備考
|
*1…50.8mm接眼レンズをご使用の際は、別売オプションパーツが必要です。
*2…別途カメラアダプター等が必要です。
・ ビクセンwebカタログへのリンク
|
販売価格
|
ED80SF鏡筒 税込特価90,050円

|
ED80SF鏡筒におすすめのマウント
ED80SF鏡筒は、入門機のA80M鏡筒よりはるかに小型なので、“晴れれば毎晩でも使える”軽快さと、観望や撮影に、口径80mmの性能をきっちり発揮できるすぐれた望遠鏡です。以下にご紹介するふたつのパッケージは、いずれも自動導入、自動追尾付で、観望の効率アップだけでなく、天体撮影にも対応します。そして、観望効率アップの条件「居住環境で使いやすい」ことにも配慮しています。特にビギナーの方には、光害などで見える星が限られていても(星空に不慣れであっても)、マウントのすぐれたコントロール機能がしっかりと星空を案内してくれるので“使いこなせずお蔵入り”する心配はいりません。
|
経緯台
|

AZマウントPro
|
ED80SF + AZマウントProパッケージ
観望を主体に、太陽や月、惑星などの撮影までこなせる、高機能なパッケージです。極軸合わせが不要な経緯台、しかもアライメントを省略しても自動導入ができるので、ベランダなど、視野が限定され基準星が見つからない環境での使用にも適します。鏡筒は、AZマウントProにワンタッチで搭載できます。搭載能力に余裕があるので、鏡筒をアップグレードしてもそのまま使い続けることができます。
AZマウントPro経緯台の詳細は、左の画像をクリックしてください。
パッケージ内容:ED80SF鏡筒、スライドバーM、AZマウントPro経緯台、1.5インチ径ステンレス専用三脚
税込販売価格:235,955円

|
赤道儀
|

スマートEQPro
|
ED80SF + スマートEQProパッケージ
観望から気楽な撮影までこなせる、もっとも軽快な赤道儀パッケージ。ウエイト、三脚を含めた全重量が6.5Kgの超軽量赤道儀。ベランダでも使えるコンパクトな外観です。遠征観測の荷を少なくできるほか、旅行への携行も不可能ではありません。さらに、極軸望遠鏡とオートガイダーポートを備え、ディープスカイ天体の撮影にもチャレンジできます。
スマートEQプロ赤道儀の詳細は、左の画像をクリックしてください。
パッケージ内容:ED80SF鏡筒、スマートEQPro赤道儀
税込販売価格:152,795円

|
|
・眼視から撮影まで、幅広いニーズに応える設計思想
SD81S、SD103S、SD115S鏡筒は、鏡筒長を短くすることをコンセプトのひとつとして設計をしました。鏡筒長が短くなることで、運搬やセッティング時などには扱いやすく、また、より少ないウエイトでバランスをとることを可能にします。
新設計のレンズはF7.7と明るい短焦点で、惑星観察から星雲星団の撮影まで、幅広く活躍します。さらに、全モデル金属製キャリーハンドルを装備、鏡筒の持ち運びがたいへんにラクです。さまざまな天体観察シーンにおいて、優れたパフォーマンスを実現します。
・色のにじみを抑える高性能SDガラスレンズ
レンズで光を集める屈折式鏡筒では、光の波長(色)による屈折率の違いから「色のにじみ(色収差)が起こります。この「色収差」を解消するため、ED(Extra Low Dispersion)(異常分散)ガラスが考案されました。このガラスは文字通り光の波長による分散が少なく、特定波長の屈折率においては一般的なガラスとは異なる値を示します。ビクセンのSD81S、SD103S、SD115S鏡筒においては、EDガラスの中でも特に優れた光学性能を発揮する素材「FPL53」を材料としたSD(Super ED)ガラスレンズを採用。これにより「色収差」を極めて高いレベルで抑えることに成功、クリアでシャープに星々の輝きをとらえます。
|
モデル
|
|
|
ED115S鏡筒
|
光学系
|
|
有効径
|
φ81mm(マルチコート)
|
φ103mm(マルチコート)
|
|
焦点距離(F値)
|
625mm(F7.7)
|
795mm(F7.7)
|
|
分解能・極限等級
|
1.43秒 ・ 11.3等星
|
|
|
集光力
|
肉眼の134倍
|
|
|
サイズ・重さ
|
長さ585mm・外径90mm
3.6kg(本体2.3kg)
|
長さ810mm・外径115mm
5.4kg(本体3.6kg)
|
長さ930mm・外径125mm
6.2kg(本体4.4kg)
|
|
|
|
|
|
パーツ取付サイズ
|
ネジ込み/60mm・42mmTリング用ネジ
差し込み/50.8mm (*1)、31.7mm(フリップミラー付)
|
プレート、バンド等
付属品
|
鏡筒バンド、アタッチメントプレートWT、金属製キャリーハンドル
|
写真撮影
|
拡大、直焦、コンパクトデジカメ(コリメート)撮影可 (*2)
|
太陽観察
|
|
太陽投影板Bセット(別売)併用にて可(短時間観測)
|
備考
|
|
販売価格
|
ED81SII鏡筒
税込特価98,743円
|
ED103S鏡筒
税込特価168,480円
|
ED115S鏡筒
税込特価241,714円
|
新型SD鏡筒
販売価格
|
SD81SII鏡筒
税込特価105,710円
|
SD103S鏡筒
税込特価184,550円
|
SD115S鏡筒
税込特価262,040円
|
ED103S(115S)鏡筒におすすめのマウント
このクラスは「コンパクト望遠鏡」のカテゴリーでは大口径機に属します。さまざまな天体の見え味や、撮影の成果もさらに満足できるものになります。望遠鏡の性能を充分引き出すことを目標に、コンパクトで使い勝手を重視した、以下の二つのパッケージを提案します。
いずれも自動導入・自動追尾機能を持ったマウントです。観望を主体に、月・惑星撮影をお考えの方には、経緯台パッケージがおすすめ。天文ビギナーのハイレベルパッケージとしても、充分な性能と潜在能力を持ち、手ごたえのある使い心地が楽しめるでしょう。赤道儀パッケージは、撮影の比重をが大きい方におすすめします。ZEQ25GT赤道儀は、独自の構造により重心が低く、見た目以上に安定し、軽快なパッケージにもかかわらず、すばらしい撮影成果が期待できます。
|
経緯台
|

AZマウントPro
|
ED103S/115S + AZマウントPro
観望を主体に、短時間露光の太陽や月、惑星などの撮影までこなせる、高機能なパッケージです。極軸合わせ不要にくわえ、アライメントを省略しても自動導入ができるので、ビギナーの方でも複雑な操作に惑わされることがありません。鏡筒はワンタッチで搭載できます。
AZマウントPro経緯台の詳細は、左の画像をクリックしてください。
パッケージ内容:ED103S/115S鏡筒、スライドバーM、AZマウントPro経緯台、1.5インチ径ステンレス専用三脚
税込限定特価:342,9537/417,543円

|
赤道儀
|

iEQ30Pro
|
ED103S/115S + iEQ30Pro
iEQ30Pro赤道儀は、深夜のベランダや人家の密集した場所で使っても、騒音のクレームが出ることの無い超静粛な高速駆動が特徴。観望をはじめ、長時間露光の直焦点撮影まで、ED103S/115S鏡筒の性能を存分に引き出すことができます。いずれの鏡筒も、iEQ30Proにワンタッチで搭載できます。
赤道儀の詳細は、左の画像をクリックしてください。
パッケージ内容:ED103S/115S鏡筒、iEQ30Pro赤道儀
税込販売価格:369,600円/444,190円

|
三枚玉SDアポクロマート屈折式鏡筒
SDアポクロマート屈折を極める!独自設計のフォトビジュアルタイプ・フラッグシップ
|
|
究極の屈折式鏡筒を目指し挑戦するビクセンの、ひとつの到達点を形にしたのが、三枚玉SDアポクロマート屈折式鏡筒「AX103S」です。対物レンズは中央にEDガラスレンズを挟んだ3枚構成ですが、従来の3枚玉アポクロマートとは異なり、各レンズは20mmほど間隔を空けて配されています。この間隔を設けることにより、レンズ接面の曲率自由度が向上、より高いレベルの光学性能を追求することを可能にしました。また、ドローチューブ内部には、視野周辺までのシャープな星像(視野周辺においても20μm以下)を実現する、フィールドコレクターレンズを内蔵しています。
その優れた見え味を高く評価いただいたフローライト屈折鏡筒の“FL102S”と、最新フラグシップのAX103S。両者の光学性能を比較してみました。 ⇒ 比較図は こちら
特に、昨今のデジタルカメラによる撮影において、パープルフリンジの原因として嫌われるg線(紫)の球面収差に注目すると、AX103Sのより優れた性能を確認いただけるでしょう。AX103Sはフィールドコレクターにより周辺にいたるまで星像を20μm以下でとらえるとともに、数値制御プレシジョン・マルチコートにより、レンズ1面あたりの透過率を99.5%に高めています。
どこまでも明るくクリアで、シャープな視界。ビクセンの最新技術が生み出したフォトビジュアル鏡筒、それが“AX103S”なのです。
|
モデル
|
AX103S鏡筒
|
光学系
|
3枚玉SDアポクロマート屈折望遠鏡
|
有効径
|
|
焦点距離(F値)
|
825mm(F8)
|
分解能・極限等級
|
|
集光力
|
肉眼の217倍
|
ファインダー
|
|
サイズ・重さ
|
長さ670⇔762mm 外径115mm ・ 6.4kg(本体4.6kg)
|
パーツ取付サイズ
|
ネジ込み/60mm・42mmTリング用ネジ、
差し込み/50.8mm (*1)、31.7mm(フリップミラー付)
|
|
鏡筒バンド、アタッチメントプレートWT、金属製キャリーハンドル
|
|
拡大、直焦、コンパクトデジカメ(コリメート)撮影可 (*2)
|
太陽観察
|
太陽投影板Bセット(別売)併用にて可(短時間観測)
|
備考
|
*1…50.8mm接眼レンズをご使用の際は、別売オプションパーツが必要です。
*2…別途カメラアダプター等が必要です。
・ ビクセンwebカタログへのリンク
|
販売価格
|
AX103S鏡筒 税込特価312,190円

|
AX103S鏡筒におすすめのマウント
AX103Sは、ビクセン最高のフォトビジュアル性能を誇るフラッグシップ鏡筒です。観望ではすべての倍率レンジにおける星像、撮影では月惑星の拡大から直焦点でのディープスカイ天体まで、このスペックでの限界性能が実現できる設計になっています。
組み合わせるマウントには、このクラスには余裕充分のAtlas EQ-G赤道儀を選び、さまざまな観測システムへ発展できる自由度を重視しました。言い換えると“AX103S鏡筒の持ち味を完全に引き出すことを目指した”自信を持っておすすめするパッケージです。
# ロスマンディー社、アイオプトロン社のマウントとのパッケージもお見積りいたします。お気軽にどうぞ。
|
赤道儀
|

Atlas EQ-G
|
AX103S + Atlas EQ-G
搭載重量18Kgのスケールを持ち、ソフトウエアとデータベースを内蔵し、自動導入、自動追尾がスタンドアローン(PC不要)で行なえる、実績充分なロングラン赤道儀がアトラスEQ-Gです。弊社の撮影テスト赤道儀として、3年間ノントラブルでの運用実績もあります。
アトラスEQ-G赤道儀の詳細は、左の画像をクリックしてください。
パッケージ内容:AX103S鏡筒、スライドバーM、アトラスEQ-G赤道儀
税込販売価格:540,926円

|
超短焦点アストログラフ
デジタル対応高速屈折。新設計5群5枚構成、F3.8
|


|
クラス最高峰の明るさF3.8を実現するとともに、645判をカバーする平坦な像面を確保、さらには青紫色のにじみ(青ハロ)を極限まで抑えるため、ビクセンが採用したのが新設計5群5枚のレンズ構成。前群にSDレンズ、後群にEDレンズを配することで、4群4枚構成(SDレンズ1枚)では補正しきれなかった青ハロ、さらには非点収差やコマ収差などの諸収差を極めて高いレベルで補正することに成功。ストレール強度は4群4枚構成と比較して約10%改善、視野中心から離れても急激にストレール強度が下がることはなく、微光星の検出にも強い。良像範囲は直径70mmまで維持(光量約60%)、星像は写野周辺部でも約15ミクロンという、極めて優れた平坦性を実現している。
レンズ枚数の増加によるコントラスト低下に対しては、各レンズの特性に合わせて個別に開発した天体用特殊コーティングを全面に施すことで、ゴーストやフレアが極めて少ない、非常に高いコントラストの描写性能を発揮するとともに、それぞれレンズ1面あたりの最大透過率99.9%を達成。
645判カメラを余裕をもって装着できるピント装置には、精密な直進ヘリコイド方式を採用。繰り出し量はバーニヤによって20μmまで正確に読み取ることが可能。目盛り部は彫刻仕上げとなっている。大型突起付きのゴムリングは、寒冷期に手袋をはめたままでも操作性が確保できる造り。ヘリコイド内筒の回り止めのコマには“すり割り”を入れ、ガタのない回転が得られるよう配慮し、大型カメラを装着した高負荷状態での寒冷期使用時でも、スムーズさの確保を実現。
鏡筒先端には衝撃緩衝用ゴムリングを装備し、光学系を保護。フードの長さと内部の遮光環の位置、そしてその直径のバランスを吟味し、レンズ設計段階でのゴースト解析と相まって、迷光を防止しフレアの発生を抑えることに成功。
|
VSD100F3.8鏡筒 概要
|
|
光学系
|
SDアポクロマート・ASコーティング(全面)/5群5枚構成(SDレンズ×1枚、EDレンズ×1枚)
|
有効径
|
|
|
|
口径比
|
|
|
φ70mm(645サイズ(セミ判サイズ)をカバー。最周辺光量 約60%)
|
|
|
|
|
M84×1/M60×0.75/M42×0.75(Tリング用ネジ)
|
|
|
|
|
|
|
|
外径
|
115mm※
|
|
|
※… 鏡筒バンドにSX鏡筒バンド115mmはご使用できません。
|
|
|
|
|
VSD専用鏡筒バンド115mm、ファインダー脚台座、カメラマウント645D用、VSDエクステンダー1.58×、VSDレデューサー0.79×(注)… 今後発売を予定しています。
・ ビクセンwebカタログへのリンク
|
|
|
VSD100F3.8鏡筒 税込特価613,800円

|
VSD100F3.8鏡筒 − デジタルイメージング対応の超望遠レンズ
VSD100F3.8鏡筒は、一般的に言う天体望遠鏡ではなく「天体撮影用380mm F3.8 超望遠レンズ」です。F3.8という比較的明るいF値をはじめ、645サイズまでの幅広いカメラ適合性、点像の撮影に特化した光学設計もあり、現状では理想的な天体撮影用望遠レンズといえるでしょう。
さらに、天体以外(絞り開放撮影)のターゲット、たとえば、スポーツやステージ、そして野鳥なども興味深い撮影対象です。非オートフォーカス、クリックなピント合わせにそぐわない大きすぎるヘリコイドリングなど、一般撮影での操作上の問題、また、ナチュラルな色再現性やボケ味など、一般撮影で重視される光学特性は未知数ですが、試す価値は充分です。本機のスペックに近いデジタル一眼用の400mmF4レンズが、市場で70〜80万円で販売されているなか、多目的に利用できれば、まさにこのうえなくリーズナブルな望遠レンズになります。
|
VSD100F3.8鏡筒におすすめのマウント
焦点距離が短く、コンパクトなVSD100F3.8鏡筒は、コンパクトなガイドシステムを構成すれば、小型赤道儀で使える機動性があります。また、ピント合わせ以外の調整が不要なので、F3.8の露光スピードで、撮影現場での効率のよさもピカイチ。くわえて、ラージフォーマット全面におよぶ鋭像が期待できる! これがVSD100F3.8鏡筒だけの美点です。撮影ビギナーの方にも使いやすく、ファーストショットから“そこそこの天体画像”が撮れることうけあいです。
おすすめの赤道儀は以下のとおりです。
・ アイオプトロン社 iEQ30Pro(またはiEQ45Pro)
・ ロスマンディー社 GM8
マルチプレートDXを介してガイドスコープを併架すればガイドシステムが容易に構成できます。
# これ以外の赤道儀の組み合わせ、また、ガイドシステムもお見立ていたします。お気軽にどうぞ。
|