OMC(オライオン マクストフ カセグレン)200

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OMC-140のコンセプトを受け継き、さらなる大口径化を実現したOMC-200
高倍率性能を追求した小さな副鏡
惑星観測に最適なF値20
よく見えるマクストフカセグレン鏡筒を追求した
オライオンのこたえです

生産と納期

究極の月・惑星観測用マクストフカセグレン鏡筒をめざして設計されたMC-200の生産には、さまざまな困難が伴います。とりわけ、深い曲面の副鏡を設計どおりに仕上げることがむずかしく、受注タイミングにより、通常は3ヶ月前後の納期が大幅にずれ込むことがあります。




マクストフカセグレン「OMC-200」の設計コンセプト

OMC-200は、好評のOMC-140の単なる拡大版ではありません。その像質はまさに「百聞は一見にしかず」。標準的な撮影能力はもとより、眼視での驚異的な像質。これまで味わったことのないような体験を約束します。OMC-200は一台一台手造りで仕上げられ、常にベストの状態で出荷されます。光学性能はこれに勝るものはないとオライオン社は自負し、実際、40センチクラスを含む多くのシュミカセユーザーからも、OMC-200の比類ない像質に多くの賞賛の声いただいています。光が通過するOMC-200の4つの光学面はすべて、1/100波長を下回るエラーを検出できるGPI Zygo干渉計で検査されています。
OMC-200の設計に取り掛かる前、経験のあるなしを問わず多くの天文アマチュアから、「望遠鏡にとって最も大切な要素は何か」についてさまざまな意見を聞きました。すると、97%を超える人から「光学性能が最も重要だ」という声が返ってきました。こうした声に応えるべく、まずは、高品質な黒ベルベットのバッフルや、イメージシフトのほとんどない合焦メカニズムを設計さらに、私“Barry Pemberton”自ら、光学設計者として世界的に著名なオランダのHarrie Rutten氏と共同でOMC-200の光学設計に取り組みました。ユーザーからのさまざまな要求をパラメータに入れながら設計できる“Zemax”というコンピュータソフトを駆使し、幾多の試行錯誤を経、もうこれ以上超えることはできない域に到達することができました。
カタディオプトリック望遠鏡を使ったことのある人なら、光路中のバッフルが適切に設計・製作されていなければ、どんなに良い光学設計も意味のないことをよく理解されているはずです。適切なバッフルの設計には思いのほか難しさが伴い、コンピュータ設計と机上の作業を幾度となく繰り返しても容易には完成しません。実際、OMC-200の主・副バッフルの設計には多くの時間と努力が費やされましたが、結果、驚くべきバッフル効果を実現することができました。完成したバッフルを試したとき、夜空の背景は真っ暗、視野内の対象は散乱光の影響をまったく受けず対象が眼に直接飛び込んでくる感覚です。
合焦は、主鏡が鏡筒の中を移動する一般的な方式を用いていますが、合焦ノブにはマイクロメーターが組み込まれ、イメージングや高倍率観望に必須な微細な調整を可能にします。当然のことながら、小さいながらも上質なメカニズムは、極めてスムーズで正確な動きを確実にします。さらに、均衡性が高く、主鏡を軸上で押し引きする独自のカンチレバー方式の採用により、1000倍でもイメージシフトを感じることはほとんどありません。 − 英国オライオン社 社長バリー・ペンバートン


ユーザーレポート

TMB 152、FS 152、10" TEC Makなど、高品質な望遠鏡をずっと使い続けてきたが、OMC-200は月・惑星用望遠鏡として、これまでみたなかで最も優れた望遠鏡のひとつだ。とりわけ、そのコントラストは、実際に体験するまでは想像できないレベルにまで達していた。

月・惑星の観望はまさに驚愕の体験。ある夜、手持ちの屈折望遠鏡TMB 152にはとうてい勝てないだろうと、OMC-200を同じ架台に並架して比べることにした。あにはからんや、OMC-200は木星の詳細を驚異的なレベルで描き出し、TMB 152をはるかに凌いだことに、自分自身の驚きを隠せない。

トム・イエーツ (英国ウィガン)


ピックアップ

マクストフ補正板

素材の均一性に優れたファインアニール材を使ったメニスカス補正板。深い曲面をもった形状と、前・後、両面に施された多層膜増透過コートがあいまって、その表面にほとんど映り込みが見られません。補正板に平面(あるいは平面に近い)を持ったシュミット・カセグレン式より散乱光の発生が少ないと言われるのも納得できます。補正板は肉厚があり主鏡を超える重量級の光学エレメントです。そのためOMC-200では、肉厚パイプを削り出してセル、鏡筒を構成しています。副鏡は独立支持方式。

小さな中央遮蔽
メニスカス補正板を正面から眺めるとOMC-200の小さな副鏡(セル外径φ45mm)に驚きます。副鏡はOMC-140と異なり独立した光学面でHilux増反射コートが施され、補正板を表裏から挟み込んで固定しています。フロントのねじ込み式キャップを外すと、下写真のとおり、光軸修正ネジが現れます。OMC-200はシュミットカセグレン鏡筒と同じ副鏡のみで光軸修正を行う形式です。

OMC-バッフル

遮光性に優れたバッフル
カセグレン系ではバッフル処理の良し悪しがイメージ・コントラストに直結します。欧米での雑誌レポートやユーザーコメントでもOMCのバッフル処理の優秀さはすでに指摘されています。

左の画像は、バッフル後端からデジカメを突っ込んで撮ったものです。回折環を見るような多数のバッフリングが施されているのが判ります。OMC-200の視野コントラストの高さに大いに貢献しています。

OMC-フォーカスノブ

ゼロイメージシフトの合焦メカニズム
主鏡移動による合焦メカニズムで問題になるのは、「ミラーシフト」と称されるイメージの縦揺れです。また、ミラーの押し引きでの非対称的な動きも、このタイプの合焦メカニズムでは厄介な問題として指摘されています。OMCでは、独創的なカンチレバー式の鏡面移動メカニズムに加え、オライオンが誇るCNCマシン「Harrison Alpha 400 plus」で極めて高精度(0.002mm以内)に加工されています。そのため、マイクロメーターを使った合焦ノブそのままのフィーリングでピントを追い込めます。1000倍という超高倍率でも、ピントの切り返し時のアソビも無く、架台の揺れ以外イメージシフトを意識しません。

OMC接眼部

シュミカセ互換の接眼部
後部バッフルにはφ2インチ、ピッチがインチ24山のオスネジが設けられています。これは、シュミットカセグレン望遠鏡と同じ規格です。OMC鏡筒には1 1/4インチの眼視用接眼部が標準に付属しますが、2インチ接眼部への差し替え、撮影用のセットアップなど、多種にわたるシュミカセのパーツをそのまま使うことができます。

ファインダーLベース

ファインダー取り付けL型ベース

9x50ファインダーはオプションです。L型ベースを介し、アリガタ・アリミゾ式でワンタッチで着脱できます。L型ベースは主鏡バッフルに強固に固定。取り付け角度は鏡筒の上方45°、左右好みの方向を選ぶことができます。

OMC-フォーカスノブ

イメージシフトがほとんどない合焦メカニズム
支点と力点を両端に配し、中心に作用点(主鏡移動)を設けたカンチレバー(てこ)式合焦メカニズム。作用点に常にスプリングテンションがかかる方式のため、原理的にバックラッシュなどのアソビが発生しません。また、精密なマイクロメーターによる出力軸、充分な長さを持ったレバーと精密な作用点保持により、直角方向のブレも発生しません。結果、1000倍を超える倍率でもイメージシフトがほとんど見知できないレベルに収まっています。

干渉計

厳格な品質管理
ZAYGO干渉計で測定中のOMC。組み立て完成後、全品チェックを実施しています。OMC-200の出荷基準は、標準品で波面誤差1/6λ(P-V値)以内。高精度仕様は1/8λをクリアし、測定表が製品に添付されます。このため、すべての製品でディフラクション・リミテッドの精度基準が客観的に保証されます。


テクニカル スペック

OMC-200

形式

マクストフカセグレン光学系

有効径

φ200mm (8インチ)

焦点距離 (F値)

4000mm、(F20)

主鏡

パイレックス材 非球面

補正板

ファインアニール材に両面反射防止コート処理
副鏡部φ44mm、遮蔽率:直径比23.3%、面積比4.8%

鏡筒

標準仕様(1/6λPV):アルミ合金パイプ、CNC加工
高精度仕様(1/8λPV):カーボン繊維焼結、「通気窓+ファン」による鏡筒内通気システム装備

合焦機構

主鏡移動式、合焦範囲は広範

サイズ・重量

鏡筒外径:約φ225mm、鏡筒長: 約600mm、鏡筒重量: 約9kgm

付属品

切削アルミ鏡筒バンドGP赤道儀用取り付けプレート、冷却ファン、

ファインダーベース (左右取付可、ファインダーはオプション)


鏡筒価格

OMC-200鏡筒セット 標準仕様(アルミ鏡筒)

光学系精度 1/6PV、ザイゴ干渉渉計データ添付、ハイラックスコート仕様    直販特価 993,600円

OMC-200鏡筒セット 高精度仕様(カーボン鏡筒+鏡筒内通気システム*)

光学系精度 1/8PV、ザイゴ干渉渉計データ添付、ハイラックスコート仕様  直販特価 1,393,200円

* 補正板後方にベント穴を設け、吸排気式ファンを作動することで、望遠鏡の温度順応を促進することができます。

製品の色調、また仕様は、予告なく変更される場合がございます。

オライオン製品は、高い品質をできるだけリーズナブルな価格でご提供するため、株式会社ジズコ直販に限定させていただきます。また、即納品以外は基本的に受注生産です。通常3〜4ヶ月の納期を要し、キャンセルの受付ができません。受注時に10%の前金をお支払いただきます。万一、受注後に解約された場合、その10%はキャンセル料としてお支払いいただきますのでご注意ください。

無金利ローンは適用されません。また、カードでのお支払いは手数料をお客様にご負担いただきます。代金引換発送もお受けできませんのでご注意ください。



推奨マウント

メーカー

マウント

米オライオン社

#24336 - シリウスEQ-G赤道儀

#24709 - スカイビューProEQ赤道儀

アイオプトロン社

ミニタワーII経緯台

ZEQ25GT赤道儀

ロスマンディ社

GM8赤道儀
AZ8経緯台(フリーストップ&両軸全周微動)


オプション

対物フード

先端に深い凹メニスカス形状の補正板を持つマクストフカセグレンは散乱光に強く、シュミカセとの顕著な差ではありますが、観測時のフードは必須。オライオン社純正のアルミ合金製ねじ込み式フードと、国内製のフレキシブルな巻き付け式フードの2種類を用意しました。(写真は巻き付け式フード)

巻き付け式対物フード、内面遮光シート処理 → 直販特価 6,300円

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