ソーラーマックス鏡筒:コロナドHαフィルターを内蔵したHα太陽観測専用の天体望遠鏡です。

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マックスコープ

656nm近辺の球面収差を最小化し、同波長の透過率を最大化したHα専用太陽望遠鏡


リーズナブルな“大口径”Hα望遠鏡

心臓部のエタロンフィルターを鏡筒内部に組み込むことで小型化でき、従来品に比べ驚異的といえるコストダウンを達成しています。大口径90mmにふさわしくBF30仕様も用意。ブロッキングフィルターの径による視野の狭窄*から開放された快適な眼視観測ができます。

* 注:BF5、BF10、BF15、BF30それぞれのフィルターの数字はブロッキングフィルターの有効径を示します。ブロッキングフィルターは焦点直前に配置されるので、それぞれの有効径に見合った「実視界」に規定されます(たとえば、ソーラーマックスII90鏡筒にBF5を組み合わせると太陽全景が視野に入りません)。


大口径Hα太陽望遠鏡のメリット

一般的に、昼間のシーイングは陽炎などの影響が大きく、夜間と比較できないほど劣悪な場合がほとんどです。かかる悪条件の中でさえ、大口径Hα太陽望遠鏡のメリットは確実にあります。たとえば。豊富な光量を活かしてビノビューを使った双眼観察。双眼視することで、さらに高いコントラストで観察することができます。また、大口径ほど豊かな階調が表現でき、かつ、細部の観察も容易です。たとえば、プラージュ中の輝度差の検出(フレア発生が予見できるほど)、プロミネンスの刷毛ではいたようなフィラメントの繊細なニュアンスなど、中・小口径機と比較すればその優位性は明らかです。


さまざまな仕様で供給可能

ハイエンドHα太陽望遠鏡にふさわしく、さまざまな観測目的に特化したカスタマイズを承ることができます。たとえば、「ダブルスタック(半値幅0.5Å以内)仕様」は、眼視観察やビデオ撮影に最高のコントラストを提供します。これら特別仕様につきましては(株)ジズコ(03-5789-2631)までお問い合わせください。


ソーラーマックス鏡筒の特徴

■ リッチビューチューニング

内蔵型のメインフィルターは新設計の「リッチビューチューニング」により、太陽彩層面の詳細をベストコントラストでとらえることができます。レバー操作の角度が小さくいため、波長の変化がわかりやすく、チューニングは容易です。

なお、チューニングメカニズムにより、光路中に中央遮蔽があります。


■ 独自仕様の接眼部

ブロッキングフィルター

ブロッキングフィルターはBF-15。一般的な1 1/4インチダイヤゴナルと同じ形状です。ピント合わせは、メインドローチューブ(直進摺動式)を引き出し、次いで接眼ドローチューブ(自由回転摺動式)でおおよそのピントを合わせ、合焦ヘリコイド(微動)で正確にピントを追い込みます。合焦範囲がきわめて広く確保されているため、取り付け可能なさまざまな接眼アクセサリーに対応できます。

クランプ

接眼クランプの向きは、接眼ドローチューブを回転させることで、操作しやすい角度に合わせることができます。なお、清掃などやむを得ない時を除いて、安全のため、ブロッキングフィルターは取り付けたままにしてください。

撮影目的にとても有効なオプション!


■ マウントへの取り付け

鏡筒バンド

付属の鏡筒バンドは、テレビュー屈折望遠鏡と取り付け互換性があります。テレビュー経緯台にはそのまま、ビクセンス互換のダブテール仕様の赤道儀へは、ロスマンディー「DUP4,またはDUPS」を使ってワンタッチで装着できます。

中型経緯台緯台で気軽に観測、自動追尾もOK!


■ 便利な太陽ファインダー

太陽の導入は鏡筒の影を見ながら行いますが、バンドや鏡筒の形によっては意外に手間取ることがあります。付属のソルレンジャーは、前面のピンホールを通過した太陽光線が後面のスリガラスにスポットとして照射されるので簡単に太陽を導入できます。


■ 付属ケース

トランクケース

付属の木製トランクケースは全面レーザー貼りで比較的軽量で、携行できるスタイルです。ただし、保管や輸送時には必ず付属ケースに収納し、フィルターにショックを与えないよう、常に細心の注意を心がけてください。

ソーラーマックス鏡筒90:幅:925mm、奥行き:227mm、深さ:225mm


■ 仕 様

光学系

有効径90mm 2群2枚の対物レンズ+コリメート系、Hα最適化設計

焦点距離

800mm F8.8

Hαフィルター

内蔵式エタロンフィルター

半値幅

0.7Å未満

接眼部

1 1/4インチ(合焦は摺動&ヘリコイドによる)

鏡筒バンド

上下分離タイプ、取り付けは1/4インチネジ3ヶ所、両端 39.5mm間隔

鏡筒径・全長

φ110mm、l=733mm

重量

約6Kg (アイピース別)

標準付属品

トランクケース、専用鏡筒バンド、CEMAX12, 18, 25mm, 2x Barlowアイピース、太陽ファインダー、取扱説明書


■ ソーラーマックスII鏡筒90の販売価格

品 名

税込特価

SM2T-90/BF15 Hα太陽望遠鏡

680,400円

SM2T-90/BF30 Hα太陽望遠鏡

842,400円

SM2T90DS/BF15、ダブルスタックHα太陽望遠鏡

1,087,560円

SM2T90DS/BF30、ダブルスタックHα太陽望遠鏡

1,296,000円

SME2-90、ダブルスタックフィルター単体

直販特価 1台限定特価464,440円 ⇒ 

349,920円


※ ダブルスタック(半値幅0.5Å以内)仕様」は彩層面のコントラストは向上しますが、単体に比べ、ダブルスタックフィルターを重ね透過光量が減る分、プロミネンスの極めて淡い部分が見えなくなり、良像範囲も狭くなります。


おすすめシステムアップパーツ

Hα太陽望遠鏡は「太陽だけを対象に、Hα単色光で観測する望遠鏡です。そのため、システムを構成するパーツやコンポーネントの選択に、一般の天体望遠鏡と違った基準が必要なことがあります。

経緯台

SM2T-90鏡筒(鏡筒重量6Kg)は、軽快に使える望遠鏡ではなく、SM2T-60鏡筒のようにカメラ三脚への搭載はおすすめできません。MiniTower(II & Pro)経緯台は、搭載能力が10Kg以上あるので、観望から撮影までLS100THaでの観測をたのしめます。AZ8経緯台は、眼視専用におすすめできる、フリーストップ&微動の高剛性経緯台です。

・アイオプトロン AZマウントPro経緯台

赤道儀

アイオプトロン社、およびロスマンディー社の自動導入マウント(赤道儀&経緯台)は、データベースに太陽が含まれ、自動導入したあと「シンクロナイズ」を実行することで、追尾性能を向上させることができます。基準星でのアライメントが不可能な日中のセッティングには便利な機能です。

・アイオプトロン ZEQ25GT赤道儀

・アイオプトロン iEQ30Proおよび 45Pro赤道儀

・アイオプトロン CEM60赤道儀

・ロスマンディー GM8赤道儀

・ロスマンディー G11赤道儀

Hα太陽観察用アイピース

良いHα太陽観察用アイピースの条件 : 球面収差が補正されていること、像面が平坦で太陽像全面にピントが合うこと、レンズ面でゴーストやハレーションが発生しないこと、逆入射光が入りにくい見口構造であること、です。

・ラントソーラーシステムズ LSアイピース

・テレビュー PLシリーズ

・コロナド CEMAXアイピース/バロー

撮影に適したカメラ

Hα太陽撮影は、656nmの単色光なのでカラー素子には意外な難物。作例画像の撮影に使ったDMK41Aは、Hα適正もよくおすすめ。米オライオン製「0.5xレデューサー」が利用すれば、太陽の全景がぎりぎり入ります。

・イメージングソース社 DMK41AU02.AS